カ・ライ・ワイキキビーチをリブランド・オープン

ヒルトンのラグジュアリーブランドがハワイ初進出

ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」が、米ハワイ州初のホテルとなる「カ・ライ・ワイキキビーチ」をオープン、このほど現地からマネージング・ディレクターのスコット・イングワーズ氏が来日、メディアインタビューに応じた。

同ホテルは、「トランプインターナショナル・ホテル&タワー・ワイキキビーチウォーク」をリブランドしたホテルで、イングワーズ氏は「カ・ライに変わっても最高のクオリティーのサービスを提供しながら、地元の良さをお客様に伝えていく」と強調、定評のあった旧トランプのサービスを継承していく考えを示した。

マネージング・ディレクター スコット・イングワーズ氏

ホテル名となっている「カ・ライ」はハワイ語で「安らぎ、穏やかな、静かな」といった意味を持つ。

イングワーズ氏は「その土地独自の歴史、文化に根差したおもてなしを提供する。スタッフも以前の者が継続しているので、リピーターの方にも安心してお越し頂きたい。さらにバージョンアップしたおもてなしを提供する」と自信を語った。

ホテルは旧トランプ時代より、2015年より「フォーブス誌トラベルガイド」によるホテル格付けで10年連続5つ星を受賞、リブランド後もサービスクオリティーを継承する。

イングワーズ氏は旅行会社に対し、「これまでのサービスレベルを継続しながら、すでにレストランメニュー内容も一部新しくなり、アメニティもさらに高品質なものへと入れ変えるなど、引き続きお客様におすすめ頂きたい」とアピール。

また「半分以上がスイート仕様で、フルキッチンや洗濯機、乾燥機付き、またスタンダードでもキチネットなどがつくなど、カップル、家族連れ、三世代に最適なホテル。ぜひカ・ライという名前をコンシューマーにも広めて頂きたい」と訴える。

また「フロントデスクやコンシェルジュなどの主要な部署にも日本人スタッフがいるので安心して滞在が可能だ」と説明した。

「LXRホテルズ&リゾーツ」は、ヒルトンが展開するラグジュアリーブランドで世界中に14軒を展開。日本では京都で
「ROKU KYOTO,LXR Hotels & Resorts」を運営している。

旅行通信 2024年5月14日号(火曜日)第8540号より